わかった。

わかってないけどちょっとわかった。

時代もあるけど時代じゃない。

芸は50を越えてから。

男(色気)は50を超えてから。

 

・・・・・・ってのは「生活=人生=舞台」な大衆演劇・旅芝居だからこそ、

こそ、こそ、あるんじゃないか?

 

20年前の芝居を観ながら。

そして今現在の我が身と惚れぶりを鑑みて。

なんやろうな、

昔の役者(今の座長たちの父世代)のが

味があるねん、個性があるねん、魅力があるねん。

今は・・・。

つまりそれは彼ら役者たちのせいではなく

私たち客席の客のせいと「時代」のせいなんだ、きっと、絶対。

でもそれが悪いことかというと悪いことではない、

ただただ、時代なんだよ、きっと。時代、おおきなもののせいなんだよ、きっと。

 

だからね、言うよ、今の芝居のほとんどは面白くないよ、

整ってるかもしれないけど、私は面白く思えないんだよ。無駄に正直。

 

時代と共に。

それが本質的大衆演劇・旅芝居の魅力なんだよ、きっと。

昨日から20年前~10年前の大衆演劇・旅芝居の芝居の映像を観ているんだけど。

なんでこんなに面白いんだろう。

いや、びっくりしたことに、

別にこの頃の役者(つまり今ベテランと言われているひとたち)も

別にうまい訳じゃないのよ?

座長大会の芝居とかでも構成も演技も「え?」「下手やなー」とかあるのん。

なのに、なのになんでこんなに面白いのだろう。

新鮮味があるからとか昔の役者が好きだからとかそんな理由ではないよ。

映像なのに、イキイキと、目が離せない、芝居が、芝居が、面白いんだ。

私は「おはなし(物語)」が好きやねん。

私は「人間」が好きやねん。

今やろうとしているのは大衆演劇・旅芝居の芝居まとめ。

新作やオリジナルじゃない、ふるーい芝居たちの。

外題は違うが同じ芝居のまとめや

私が知る限り(古い役者さんたちに聞いたネタがたまってきた)の

「いつ作られたか」「何から作られたか」まとめ。

(所説はあるだろうし

役者さんの話だから

ちょいちょい自慢や俺と俺の身内びいきからの話が入るだろうから

絶対に正しいとは限らないけれど、けれど)

 

自慢したいんじゃない。

アクセス上げたいんじゃない。

書いて尊敬されてええ気持ちになれるからでもない。

文化として残すべきだとかそんな御大層なかしこぶった理由でもない。

 

ただ、好きだから。

 

おもしろいから。

 

ちょっとずつちょっとずつ時間をかけてやっている。

 

・・・に加えて・・・

 

ふ・・・と。

 

うちにある大量の昔(30年前~10年前まで)の旅芝居・大衆演劇

大会などの芝居をざざっと配役から短いあらすじからもメモってまとめようか・・・などとも。

 

だっておもろいもん、ええねんもん、どの芝居も。

 

私は役者が好きなんじゃないねん、芝居が好きやねん、舞台が好きやねん、芸が好きやねん。

(今の大衆演劇ファンのほとんどは役者が好きだったり劇団が好きだったりな気がする。役者が好きだから芝居が好き、というか。私はなんか違う気がしてきて。

だから芝居が好きだから役者が(好きな役者でも)許せないとか、そんなところにいってまうような)

私は人間が好きやねん、役者が好きな訳ではないねん、でも人間が好きやから大衆演劇・旅芝居が面白いねん。

・・・そんな私だからこそしたいと思うことなのかな、などとも。

映画『凶悪』、

良かった、凄く良かった。

胸が悪くなった、正直目を背けたシーンも数回あった、

けれど最後まで観た、釘付けになった、観てよかった。

本当に良かった。

完璧(に近いもの)を作れた作品ではないか。

 

ピエール瀧。神。

リリー・フランキー。やっぱ好きじゃねえなあと思いながら…でも、あのラスト。