アウトレイジ ビヨンド

なんじゃこらわれぇ、ボケェ、バカヤローばっかりの

武版・平成版・ヤクザ映画

遊んでみました!版?やりたいことやってみました!版?

かつてのヤクザ映画たちへのオマージュ(?)と

今という時代への皮肉や風刺を茶化し気分で思いっきり遊んだ映画…

・・・の第二弾、もっかい大遊びしてみました!版

とワシは思ったのだが、

きっとこのひとはそもそももともと好きなんだろうな、

こういう世界が。

浅草の芸人として下積みからいろんなもんみてきたからこそ

こういう世界が身近だったのもあるだろうし。

というより好きなんだろうなと。

 

そんなアウトレイジ第二弾を観るのは二回目。

 

以前観たときより腑に落ちたというか

出てきた人物たちの行動原理が「うんうん、そうやんな、そこはそういくわな」と。

すっと観れた、勢いもあいまって、笑いながら観れた。

(あいかわらずグロシーンは目をそむけますが)

 

きっと旅芝居・大衆演劇の中に染まり過ぎたから

(芝居の内容も勿論、この世界そのものに)だ。

実体験として(というと語弊がありますが)

役者の行動原理まんまというか!

あー、そら、役者ら(ベテラン勢)この映画好きやわ、行くわ、とか。

 

褒められる生き方じゃない。

法にも反することしてたりもする。

そして・・・あんま器用ではない。

けれど彼らはこうしか生きられない。

仁、義、しがらみ、「かくあれかし」という道。

はたからみると滑稽だったりもする、

哀れだったり理解不能だったりもする、

けれどこれが「男」で「道」で、

「にほん」の「士道(武士道)」からの道。

 

そんなヤクザ映画にかつて昭和の時代の男たちは憧れ血沸き肉踊ってたのだろうな。

女たちは「男」に惹かれ役の人と役者にときめいたりもしていたのだろうな。

 

超イキリのヘタレの加瀬亮がよかった。

あと、小日向な、トリックスター的ポジションの小日向な。

ラスト、ええよな。