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二代目梅沢秀峰。
ラス前にちょこっと出てきて1曲。
きっと若い役者らのファンは気にも止めず「あー、ラスト前のお歌の時間だー」だったんだろう。
けれど昔から歌に定評と自信のある彼、
今はもう弟子座長(?)と若い者たちに劇団を任すようなかたちになり
そんな弟子座長と若い者たちがいい年齢となり人気もまあまあ出てきて
なんやら今後安泰でうまく劇団立ち直って今は芝居にちょろっとと歌(もしくはたまに舞踊)1曲の出番の彼、
そんな彼が力むわけでもなくふつーに歌った昨夜(昼も同じ)1曲、
松山恵子の『お別れ公衆電話』。
「聴けー!うまいやろー!見せるぞー!」じゃない。
けどこの女歌をさらっと歌った彼にさすがの力をみた。
色気、感じました。さすが。まだ生きててね、がんばってね、みるから。
昨年みたときよりちょっとふっくらしてちょっと元気そう(に見えて)うれしかった。